2019年04月17日

成人男性における風しん対策(抗体検査とワクチン)について

昭和37年4月2日から昭和54年4月1日の間に生まれた方に、広島市から風しんの抗体検査・予防接種を無料で受けられるクーポン券が郵送されています。この年齢の方は、風しんの定期接種がなく、風しんに罹患したこともない方が多い層なので、まず対象者に選ばれたものと考えられます。無料で受けられるものなので、是非利用されたら良いと考えます。
ただし、医療サイドからみると改善を希望したいことがあります。まず、風しん抗体の検査法が指定されていないことです。安価なHI法と高価なEIA法では1.6倍程度、検査料金が違います。学校入学時などの検査ではEIA法と指定している場合も多いので、そのよう検査法を指定してもらったほうが助かります。なお一般的には、HI法より、EIA法の方が感度が高いので、今後は当院ではEIA法で測定をするようにしたいと考えています。
もう一つの問題は、抗体検査でワクチン接種が望ましいと判断した際に、ワクチンの供給体制が十分ではないのでスグに打てない場合もあるということです。このあたりは、改善を望みたいところです。
posted by さだまさし似院長 at 15:03| 日記

2019年03月26日

スギ、ダニを対象とした舌下免疫療法、始めます。

今年も、スギ花粉症で悩まれた方、現在まだ悩んでいる方は多かったかと考えます。
以前から、院長自身がスギ花粉症なので、減感作療法の一つである舌下免疫療法に興味は持っていましたが、ようやく処方できるように講習と試験に合格しました。(インターネットで受講と試験が受けられるので助かりました。)今後は、当院でも、スギの他、ダニのアレルギー性鼻炎に対する舌下免疫療法を行うことができますので、ご希望の方はご相談下さい。上手くいけば、スギ花粉の時期になっても酷い症状が緩和されることが期待できます。
ただし、舌下錠を1年以上はほぼ毎日使用する必要があり、根気よく取り組める方が対象になると思います。ダニアレルギーによる通年性鼻炎の方でも、日々の症状の緩和が期待できます。やはり1年以上、じっくり治療に取り組む姿勢のある方が対象となります。
副次的な効果として、これら減感作療法により、気管支喘息の症状改善も期待できますが、重症の気管支喘息の方は、治療そのものによる喘息発作等の悪化が心配されますので、医師とご相談下さい。なお、スギ花粉症の舌下免疫療法の開始は、スギ花粉が完全に飛ばなくなってからになりますから、ゴールデンウイーク開けになります。
posted by さだまさし似院長 at 11:44| 日記

2019年02月28日

スギ花粉症対策

スギ花粉が本格飛散を始めました。院長は花粉症なので、この時期、犬の散歩、休日のゴルフ、テニスなど辛いと感じながらも過ごしています。もちろん、薬に頼らなければならないので、抗ヒスタミン剤の内服とステロイドの点鼻、抗アレルギー剤の点眼、時には、ステロイドの点眼・内服を行っています。花粉症の症状がない時期に、経口の減感作療法をすれば良いのかもしれませんが、根気がなく、その場しのぎの方法をとっています。
花粉症は薬も重要ですが、やはり花粉の曝露を受けない工夫も大切かと思います。
ネット検索で良さそうなものがありましたので、抜粋を添付してみました。参考にして下さい。花粉症の方に生活上の注意.pdf
個人的には、辛い症状の場合は、身体に入っている、付いている花粉を落とす意味で、シャワーを浴びると良いようです。ただし、目に関しては熱いシャワーを浴びると炎症をひどくさせますので、あまり温度を上げないシャワーが安全です。花粉症のある皆さんも、自分流の花粉症対策を考えてみて下さい。
posted by さだまさし似院長 at 12:08| 日記

2019年02月22日

2018から2019年 インフルエンザについて総括

インフルエンザの流行も終息を迎えようとしています。
2018から2019年にかけてのインフルエンザの流行状況を総括してみたいと思います。
今年は、「ダブルA、Bなし」といった状況でした。A型の2009年に大流行し当時、新型インフルエンザと呼ばれていたH1N1とA香港型と言われるH3N2の二つのA型が流行の主流で、両者の流行時期が重なり大きなピークとなりました。一方、B型は極端に少ない状況で、春先のインフルエンザも目立たないようです。インフルエンザは最低気温が5℃を下回り、空気が乾燥すると流行しやすいので、今後、気温が上昇し、季節変わりで雨もちらほらある気象状況からみると、今シーズンのインフルエンザの流行はこれで終わると考えられます。
気になるワクチンの効果ですが、今年もワクチンを接種したにもかかわらず、インフルエンザで発病された方はおられました。残念ながら決して軽い症状とも言えない方もおられました。しかし、インフルエンザのワクチンの有効性は、大きな集団として考えると効果はあるとは考えますので、今後もうつべきだと考えます。
なお、ワクチンをうっても発病される方は、流行期には、マスク、口腔ケア、うがい、手洗いをしっかりしていただきたいと考えます。
インフルエンザ状況2019.pdf
posted by さだまさし似院長 at 09:58| 日記

2019年01月27日

インフルエンザ治癒証明

インフルエンザで、幼稚園や学校、仕事を休んだ後に、治癒証明を求める施設や学校、職場があります。そもそも、インフルエンザから完全に治ったことを証明する検査法はないため、疑問に思っていました。昨年11月に厚生労働省はインフルエンザQ&Aの中で、治癒証明は望ましくないとはっきり回答しています。
治癒証明だけのために受診をするという悪しき習慣を早く無くしてもらいたいものです。
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/qa.html
posted by さだまさし似院長 at 17:16| 日記