2018年10月20日

インフルエンザワクチン、いつ打てばいいの?

インフルエンザワクチンを考える季節になりました。
皆さん、インフルエンザワクチンには色々な疑問があるかと思います。例@:万一かかっても良く効く薬ができているし、何なら予防投薬をすれば発症は防げるようなので、効果が不確かなワクチンはしません。例A:インフルエンザの流行のピークは、1月終わりから2月始め頃なので、その時期に合わせて考えます。効果が出るのは、2週間後からで5か月間程度しか効かないと聞いているので、いつ打つか考え中です。いかがでしょうか?
 極めて適切な回答ではないかもしれませんが、私見を含めて考えを書いてみます。
まず、@インフルエンザワクチンの効果ですが、厚労省、WHOともに集団分析をしてみると有効性は証明されています。確かに、ワクチンを接種したのに罹ったという人を毎年、何人もみますが、科学的には有効なので、そこは個人のご判断になります。ちなみに私は接種します。なお、確かにインフルエンザに対して薬は、今年も新薬が出ましたので、症状は早く抑えられる可能性は高いですが、やはり発病するとそれなりに辛いので予防を考えるべきではないでしょうか。発病して受診するとどこも混雑していたり、運悪く休日に発病の場合は更に大変です。インフルエンザ治療薬の予防投与ですが、過信は禁物と考えます。医療保険は効きませんので高額な薬代を実費で払う必要があります。そこまで考えられる方なら、ワクチンの併用をされては如何でしょうか。
次に、Aインフルエンザワクチンの接種時期についてです。ワクチンは、毎年、WHOが流行するであろうウイルス株の選定し、厚労省が対象株を決定しています。しかし、残念なことに外れることもある一つの要因は、インフルエンザウイルスは生き延びるために刻々と変化しており、ワクチン製造時と寒くなっての流行時とで既にウイルスが変異している可能性もあります。それなら、時間が経ってウイルスが変異しているかもしれない流行のピーク(1月末〜2月初め)に合わせるより、流行の始めからカバーできるように11月初旬を中心に接種を考えるのが良いのかもしれません。これは私見です。
 長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
posted by さだまさし似院長 at 08:56| 日記