広島市医師会経由での情報で、幼稚園・学校などで求められていたインフルエンザ治癒証明を、広島市では廃止するとの連絡文が届きました。代わりに「インフルエンザに関する報告」という書面に親などが記入し、学校に持参するようになるようです。
もともと、インフルエンザが治ったかどうかの証明をする検査法があるわけでもないので、治癒証明書の発行というものに、疑問に感じていましたので、良い変化だと考えます。
インフルエンザは、症状(特に熱)が出てから5日間は休む。解熱して2日以上は経過(乳幼児は3日以上)して体調が悪くなければ、他の人に感染を蔓延させる可能性が少ないので、あくまで一般的な証明を出していました。それでもご本人に診療所まで来てもらい様子をみて証明書発行をしていましたので、登校可能になった日には遅刻が確実でした。この不便な点は解消できると考えます。
ただ、少し心配なのは、〇〇日には、テストがあるのでどうしても行きたいなどの場合に虚偽の報告を出して登校されると、周囲の皆さんに迷惑をかける可能性があります。
その点は十分、ご理解いただきたいと思います。
今回は、学校でのインフルエンザの対応に関する変化ですが、職場においても順次、インフルエンザ治癒証明書の廃止が広まってくれば良いなと考えています。
2019年09月27日
インフルエンザ治癒証明が無くなります!
posted by さだまさし似院長 at 16:17| 日記