2021年01月27日

広島市旧市内のPCR無料検査を考える

広島県湯崎知事は、新型コロナウイルス感染者が大幅に減少しないため、この2月から3月にかけて10億円かけて、無症状者への唾液PCR検査を行うと発表しています。
もちろん、無意味ではないと考えますが、もっとやり方を考えるべきだと思います。
現状では、PCR検査は、自費で行えば2万円程度かかること、ほとんど症状がなければ医療機関に行っても断られる可能性すらあり、ハードルが高くなっています。
私は、全くの無症状や感染の心配がないと考えておられる方が、わざわざ検査に行かれるか疑問に思います。むしろ、ちょっと心配かなと考えられている方を対象にして、予算が許す限りの期間、無料検査を実施するのが良いと考えます。これは、普段、診療していて感じることです。
posted by さだまさし似院長 at 09:29| 日記

2020年12月03日

新型コロナウイルス感染の診断

新型コロナウイルス感染で、世界が揺れた1年が終わろうとしています。
現在、第3波がきて先行きが不透明で不安にかられます。
新型コロナウイルスは、ただの風邪と言えるのは、30歳台までの若い方で、年齢が高くなるほど死亡率が高くなります。ちなみに私58歳であれば、感染後の死亡率は3〜5%程度のようです。感染してもまず死なないが運が悪かったら死ぬぐらいの感覚でしょうか。
インフルエンザのように症状が出ている人から感染が広がるわけではないのが、新型コロナウイルスの怖いところです。発病前の1,2日から、感染源になるようなので、元気そうな人でも感染源のことが十分あります。
新型コロナウイルスの検査ができる医療機関では、医師の判断で新型コロナウイルスの検査の是非が求められます。私の個人的な意見では、無症状でも感染者があることから、発熱などの症状の程度ではなく、平均潜伏期間5〜7日前後で、いわゆる三密、マスクなしで人と接触、流行の多い地域の滞在などで判断すべきかと考えています。
正しく恐れてこの難局を乗り越えましょう。
posted by さだまさし似院長 at 12:12| 日記

2020年10月08日

今年は、インフルエンザワクチンを早く打ったから、追加接種が必要?

今年は、国の方針で、インフルエンザワクチンを早くから接種できるように政策がとられました。例年より2週間前倒しです。そこで、インフルエンザワクチンの効果は、4か月程度なら、もう1回うたなければならないのかという質問をよくもらいます。
あくまでも私見ですが、その必要はないのではとお答えしています。その理由として、先に冬季を経験した南半球では、三密を避け、マスクを着用、手洗い、インフルエンザワクチンといった感染対策の徹底と、新型コロナウイルスの流行の影響か、インフルエンザの流行は、例年の100分の1以下になりました。おそらく、我が国でも、今年の冬は同様で、インフルエンザの流行はほとんど見られなくなるのではないかと推測します。
よって、インフルエンザワクチンの追加接種は必要ないのではと考えます。
皆さん、しっかりと感染対策をとり続けましょう。

posted by さだまさし似院長 at 10:57| 日記

2020年07月01日

新型コロナウイルス感染の影響

暑い夏でも、人との接触がある場所ではマスクが必要な辛い状況になっています。
甲子園を目指していたどこかの高校野球の監督さんが、「誰が悪いわけでもない。見えない敵に負けたんだ。」という言葉を今でも覚えています。私は正直、数ヶ月前には夏には少し落ち着くのではと思っていましたが、どうやら、このwithコロナの状況は、数年続く可能性すらあります。ワクチンに期待を寄せたいのですが、インフルエンザワクチンと違い、実績がゼロのワクチンなので逆効果(抗体依存性感染増強)や副作用の心配も否定できません。
困ったものです。
当院でも受診される方の減少、長期処方の増加などで減収になっています。7月からは、無料のサービスとして行ってきた検査結果や健診結果の郵送を有料化したり、何とか診療所として存続するために変化をせざるを得なくなっています。
今後は、この新型コロナウイルスによって社会が大きく変わるかもしれません。それでも、変わらないでいたいのは、思いやりだったり、人としての倫理観だったり、綺麗事とも思われるかもしれませんが、大切にしていきたいと考えています。
posted by さだまさし似院長 at 10:49| 日記

2020年04月21日

新型コロナウイルス感染でオンライン診療

 現在は、新型コロナウイルスの感染の広がりが今後どうなるのか混沌とした状況下にあります。4月になって厚労省は、特別に申請なしで医療機関に、再診と初診からのオンライン診療を解禁しました。思えば当院は2年ぐらい前に、オンライン診療の体制を整えましたが、当時は反響がなく辞めました。根気よく続けていればという思いもなくはないですが仕方ないことです。現在は、人との接触をできるだけ回避(目標8割)することが求められており、よく受診せずに電話で薬をもらえるか、お電話をいただくようになりました。この状況で考えましたが、当院では、過去に受診したことのある方で状態が推測できる方のみ、電話対応で診察とすることにしました。私が心配するのは、今回の特例をきっかけに安易な電話等による診察が存在するのではないかと危惧しています。電話やビデオ通話では、やはり情報量が乏しいので診察の精度が低下します。やはり、体調がいつもとかなり違うようであれば、患者さんは医師との対面での診察をお勧めします。医師も電話での診察が妥当でない場合は、ご面倒でも対面診察を勧めるようにしたいと考えています。
posted by さだまさし似院長 at 16:08| 日記