2019年02月28日

スギ花粉症対策

スギ花粉が本格飛散を始めました。院長は花粉症なので、この時期、犬の散歩、休日のゴルフ、テニスなど辛いと感じながらも過ごしています。もちろん、薬に頼らなければならないので、抗ヒスタミン剤の内服とステロイドの点鼻、抗アレルギー剤の点眼、時には、ステロイドの点眼・内服を行っています。花粉症の症状がない時期に、経口の減感作療法をすれば良いのかもしれませんが、根気がなく、その場しのぎの方法をとっています。
花粉症は薬も重要ですが、やはり花粉の曝露を受けない工夫も大切かと思います。
ネット検索で良さそうなものがありましたので、抜粋を添付してみました。参考にして下さい。花粉症の方に生活上の注意.pdf
個人的には、辛い症状の場合は、身体に入っている、付いている花粉を落とす意味で、シャワーを浴びると良いようです。ただし、目に関しては熱いシャワーを浴びると炎症をひどくさせますので、あまり温度を上げないシャワーが安全です。花粉症のある皆さんも、自分流の花粉症対策を考えてみて下さい。
posted by さだまさし似院長 at 12:08| 日記

2019年02月22日

2018から2019年 インフルエンザについて総括

インフルエンザの流行も終息を迎えようとしています。
2018から2019年にかけてのインフルエンザの流行状況を総括してみたいと思います。
今年は、「ダブルA、Bなし」といった状況でした。A型の2009年に大流行し当時、新型インフルエンザと呼ばれていたH1N1とA香港型と言われるH3N2の二つのA型が流行の主流で、両者の流行時期が重なり大きなピークとなりました。一方、B型は極端に少ない状況で、春先のインフルエンザも目立たないようです。インフルエンザは最低気温が5℃を下回り、空気が乾燥すると流行しやすいので、今後、気温が上昇し、季節変わりで雨もちらほらある気象状況からみると、今シーズンのインフルエンザの流行はこれで終わると考えられます。
気になるワクチンの効果ですが、今年もワクチンを接種したにもかかわらず、インフルエンザで発病された方はおられました。残念ながら決して軽い症状とも言えない方もおられました。しかし、インフルエンザのワクチンの有効性は、大きな集団として考えると効果はあるとは考えますので、今後もうつべきだと考えます。
なお、ワクチンをうっても発病される方は、流行期には、マスク、口腔ケア、うがい、手洗いをしっかりしていただきたいと考えます。
インフルエンザ状況2019.pdf
posted by さだまさし似院長 at 09:58| 日記

2019年01月27日

インフルエンザ治癒証明

インフルエンザで、幼稚園や学校、仕事を休んだ後に、治癒証明を求める施設や学校、職場があります。そもそも、インフルエンザから完全に治ったことを証明する検査法はないため、疑問に思っていました。昨年11月に厚生労働省はインフルエンザQ&Aの中で、治癒証明は望ましくないとはっきり回答しています。
治癒証明だけのために受診をするという悪しき習慣を早く無くしてもらいたいものです。
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/qa.html
posted by さだまさし似院長 at 17:16| 日記

インフルエンザ予防

インフルエンザが猛威を振るい、発病のピークになっていると思われます。
インフルエンザで発病するとやはり辛いので、発病しないようにするのが一番ですね。
予防法ですが、まずインフルエンザウイルスが入らないように注意するのが、一番です。
感染しそうな場所にはいかないことです。どうしても避けられない場合は、マスクを着用する、手洗いをする、うがいをするなど注意をしましょう。マスクの付け方ですが、口だけでなく鼻の穴も覆うようにしましょう。なおマスクは半日ぐらいで交換したほうが良いと思います。マスクをつける時は手を洗いましょう。
インフルエンザワクチンも良いのですが、効果まで2週間かかりますので、今シーズンの対策としてはやや時期が遅いかなと考えます。
新しい予防の情報としては、普段から歯磨きなどの口腔ケアをしっかりしているとインフルエンザに罹りにくいという報告が多くでていますので、1日3回程度は歯磨きをしましょう。3月初めごろまではインフルエンザの流行期なので、留意して過ごしたいものです。
posted by さだまさし似院長 at 08:27| 日記

2018年12月28日

今年1年を振り返って

今日は、2018年の最後の診療日です。今年1年を振り返って感じたことを書きます。
国の方針で、お薬はジェネリック薬を強く推奨する方向になっています。そのため、先発医薬品の営業の方の訪問は、めっきり減りました。以前は、年の終わりになると立派な
カレンダーをいただいたりしていましたが、今ではありません。変化を感じています。
 よく2025年問題、すなわち高齢者人口が過去最高になり、その医療や介護が大変になるだろうと予測されていることに対しての私見です。この数年の当院の在宅診療が増えているのかと言えば横ばいであり、何となく、このままで推移していくのではなかろうかと考えています。
 今年の終わりぐらいから、新たに我が国で働きに来られた外国人労働者の健診の依頼を受けるようになりました。いよいよ新しい国際色豊かな時代に入るのだろうなと感じています。でもそのための準備は?不安があります。
 夏の豪雨では、診療所の前あたりで、足のくるぶしまで水が溜まり恐怖を感じました。
地球温暖化で、日本は亜熱帯化して、スコールのような大雨は今後もあるでしょうから、心配の種はつきません。
 来年が穏やかな年になるように祈っています。
posted by さだまさし似院長 at 11:17| 日記